ゲームプランナーに必要なPCスペックは開発規模で決まる

開発規模によって求められる性能は大きく異なる
インディーゲームの企画書作成とAAAタイトルのレベルデザインでは、使用するツールも処理負荷も全く異なるからです。
私自身、複数の開発現場を見てきましたが、適切なスペックを選ばないと作業効率が著しく低下し、プロジェクト全体の進行に影響を与えてしまいますよね。
それぞれで使用するゲームエンジンのバージョン、アセット数、同時起動するツールの数が異なり、必要なCPU性能、メモリ容量、GPU性能が変わってくるわけです。
例えばUnreal Engine 5でオープンワールドのレベルデザインを行う場合、NaniteやLumenといった最新機能を快適に動かすには、相応のハードウェアスペックが求められます。
この記事では開発規模別に最適なPCスペックを診断し、BTOパソコンのカスタマイズポイントまで詳しく解説していきます。
プランナーの作業内容とハードウェア負荷の関係
UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンは、エディタ起動時にCPUとメモリを大量に消費し、プレビュー再生時にはGPUも本格的に稼働するため、バランスの取れたスペックが必要です。
企画書作成やドキュメント作業だけならミドルスペックで充分ですが、エンジンを常時起動して作業するなら話は別。
特にUnreal Engine 5はエディタだけで8GB以上のメモリを消費することもあり、同時にブラウザやスプレッドシート、コミュニケーションツールを開くと16GBでは不足する場面も出てきます。
プランナーが直接プログラミングをしない場合でも、Blueprintやビジュアルスクリプティングでロジックを組むことは多く、複雑なノードグラフの処理にはCPUの演算性能が影響してきます。
またアセットのインポートやシェーダーコンパイルといった待ち時間は、ストレージの読み書き速度に大きく左右されるため、Gen.4以上のSSDは必須といえるでしょう。
小規模インディー開発向けスペック

必要最低限を満たすエントリー構成
この規模であればCore Ultra 5 235FとGeForce RTX5060の組み合わせで充分に実用的な作業環境を構築できます。
CPUはCore Ultra 5 235Fが10コア構成でマルチタスク性能に優れており、エンジンのバックグラウンド処理とドキュメント作業の同時進行もスムーズ。
グラフィックボードはGeForce RTX5060が最新のDLSS 4に対応しており、プレビュー時のフレームレート向上に貢献します。
メモリは16GBでも動作しますが、ブラウザタブを多数開く作業スタイルなら32GBにしておいた方がいいでしょう。
ストレージは1TBのGen.4 SSDを選択すれば、プロジェクトファイルとアセットライブラリを余裕を持って保存できます。
インディー開発では予算が限られることも多いため、コストパフォーマンスを重視した構成が現実的です。
推奨スペックとカスタマイズポイント
Zen5アーキテクチャの恩恵でシングルスレッド性能が高く、エンジンのエディタ操作がより快適になるのです。
グラフィックボードについては、RTX5060でも充分ですが、より高解像度でのプレビューや簡単なレイトレーシング表現を試したい場合はRTX5060Tiへのアップグレードが効果的です。
Radeon RX 9060XTも価格面で魅力的な選択肢ですが、UnityやUnreal EngineではGeForce系の方が最適化が進んでいるため、開発用途ではNVIDIA製を推奨します。
ストレージは2TBに増量しておくと、複数のプロジェクトやアセットストアからダウンロードした素材を整理しやすくなります。
CPUクーラーは標準の空冷で問題ありませんが、静音性を求めるならDEEPCOOLやサイズ製の大型空冷クーラーへの変更も検討する価値があるでしょう。
| パーツ | 最低構成 | 推奨構成 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 235F | Ryzen 7 9700X |
| GPU | GeForce RTX5060 | GeForce RTX5060Ti |
| メモリ | DDR5-5600 16GB | DDR5-5600 32GB |
| ストレージ | Gen.4 SSD 1TB | Gen.4 SSD 2TB |
| 電源 | 650W 80PLUS Bronze | 750W 80PLUS Gold |
実際の作業シーンでの体感差
私が知人のインディー開発者に推奨構成のPCを使ってもらったところ、Unity 2Dプロジェクトでのスプライトアニメーション編集が驚くほどスムーズになったと報告を受けました。
以前は16GBメモリの環境でブラウザとエンジンを同時起動するとスワップが発生していたそうですが、32GBにしたことでその問題が完全に解消されたとのこと。
またGen.4 SSDの恩恵で、プロジェクトの初回読み込み時間が従来の半分以下になり、イテレーション速度が大幅に向上したことも大きなメリットだったようです。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QK
| 【ZEFT Z54QK スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60IE
| 【ZEFT R60IE スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 9600 6コア/12スレッド 5.20GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| マザーボード | AMD B850 チップセット GIGABYTE製 B850 AORUS ELITE WIFI7 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60YR
| 【ZEFT R60YR スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen5 8500G 6コア/12スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56BG
| 【ZEFT Z56BG スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Pro |
パソコンショップSEVEN ZEFT R47FT
| 【ZEFT R47FT スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 7950X3D 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7300Gbps/6800Gbps Crucial製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black |
| CPUクーラー | 水冷 360mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 360 Core II White |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASUS製 TUF GAMING B650-PLUS WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
中規模スタジオ開発向けスペック

バランス重視のミドルハイ構成
この規模になるとCore Ultra 7 265KFまたはRyzen 7 9800X3DとGeForce RTX5070Tiの組み合わせが最適解になるでしょう。
一方、Ryzen 7 9800X3Dは3D V-Cacheによる大容量キャッシュでゲームエンジンのエディタ操作が極めて快適になり、特にUnreal Engine 5との相性が抜群です。
どちらを選ぶかは予算と作業内容次第ですが、エディタ操作の快適さを優先するならRyzen 7 9800X3D、ビルド時間短縮を重視するならCore Ultra 7 265KFという選び方になります。
メモリは64GBを標準とし、大規模なアセットを扱う場合は将来的に128GBへの拡張も視野に入れておくべきでしょう。
プロフェッショナル向けカスタマイズ戦略
中規模開発では複数のプロジェクトを同時進行したり、バージョン管理システムと連携しながら作業することが当たり前になっています。
そのためストレージは2TBのGen.4 SSDをシステムドライブとし、さらに4TBのGen.4 SSDをプロジェクト専用ドライブとして追加する構成が理想的です。
CPUクーラーについては、Core Ultra 7 265KFもRyzen 7 9800X3Dも発熱が抑えられているため、DEEPCOOL製の大型空冷クーラーで充分に冷却できます。
ただし長時間のビルド作業で高負荷が続く環境なら、360mm簡易水冷クーラーへの変更も検討する価値があるでしょう。
静音性と冷却性能のバランスが取れたCorsair製やNZXT製の水冷クーラーは、スタジオ環境での使用に適しています。
ケースは作業環境の雰囲気も考慮して、Fractal Designの木製パネルケースやNZXTのピラーレスケースを選ぶと、デスク周りの質感が向上します。
見た目だけでなく、エアフロー設計がしっかりしているモデルを選べば、長時間稼働でも安定した動作が期待できるのです。
| パーツ | 標準構成 | ハイエンド構成 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265KF | Ryzen 7 9800X3D |
| GPU | GeForce RTX5070Ti | GeForce RTX5080 |
| メモリ | DDR5-5600 64GB | DDR5-5600 128GB |
| ストレージ | Gen.4 SSD 2TB + 4TB | Gen.5 SSD 2TB + Gen.4 SSD 4TB |
| CPUクーラー | 大型空冷 | 360mm簡易水冷 |
| 電源 | 850W 80PLUS Gold | 1000W 80PLUS Platinum |
チーム開発での実用性と投資対効果
特にUnreal Engine 5のWorld Partition機能を使った大規模マップ編集で、セクション読み込み時間が大幅に短縮されたことが効率化に貢献したそうです。
投資額は1台あたり30万円前後になりますが、開発期間の短縮とクオリティ向上を考えると充分にペイする金額といえます。
特にプランナーの作業効率がプロジェクト全体の進行に直結する中規模開発では、適切なハードウェア投資が成功の鍵を握るのです。
大規模AAA開発向けスペック


妥協なきハイエンド構成の必要性
この規模ではCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3DとGeForce RTX5090の組み合わせが標準となり、メモリは128GB以上が前提です。
Core Ultra 9 285Kは24コア構成で、大規模プロジェクトのフルビルドやライティングベイクといった超重量級処理を高速にこなせます。
Ryzen 9 9950X3Dは16コアながら3D V-Cacheの恩恵でエディタ操作が極めて滑らかで、数千個のアクターが配置されたレベルでもストレスなく編集できるのが特徴です。
どちらも一長一短ですが、ビルド時間を最優先するならCore Ultra 9 285K、エディタでの快適性を重視するならRyzen 9 9950X3Dという判断になるでしょう。
グラフィックボードのRTX5090は、Unreal Engine 5のNanite、Lumen、Virtual Shadow Mapsをすべて最高設定で有効にした状態でも、4K解像度のエディタビューポートで快適なフレームレートを維持できます。
これにより、最終的なゲーム画面に近い状態でレベルデザインを進められるため、リリース後の品質向上に直結するのです。
最先端技術に対応する拡張性重視の構成
AAA開発では将来的な技術進化にも対応できる拡張性が重要になります。
Gen.5 SSDは読み込み速度が14,000MB/s超に達し、大容量アセットのロード時間を劇的に短縮できますが、発熱が高いため大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必須になります。
メモリは128GBを標準とし、マザーボードは192GBや256GBまで拡張可能なモデルを選択しておくと、プロジェクト規模の拡大にも柔軟に対応できます。
DDR5-5600が主流ですが、予算に余裕があればDDR5-6000以上の高クロックメモリを選ぶことで、大規模シーンの読み込み速度がさらに向上する効果も期待できるでしょう。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN EFFA G09T


| 【EFFA G09T スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HT


| 【ZEFT R60HT スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56P


| 【ZEFT Z56P スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60SE


| 【ZEFT R60SE スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9900X 12コア/24スレッド 5.60GHz(ブースト)/4.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850I Lightning WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55DX


| 【ZEFT Z55DX スペック】 | |
| CPU | Intel Core i5 14400F 10コア/16スレッド 4.70GHz(ブースト)/2.50GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
プロダクション環境での実践的運用
大規模開発では、プランナーが直接触るエディタ環境だけでなく、バックグラウンドで動作する各種ツールやサービスも考慮する必要があります。
バージョン管理クライアント、ビルドサーバーとの通信、リアルタイムコラボレーションツール、プロファイリングソフトウェアなど、同時起動するアプリケーションが10を超えることも珍しくありません。
私が以前訪問したあるAAAスタジオでは、全プランナーのPCがRyzen 9 9950X3D + RTX5090 + 128GBメモリという統一構成で運用されており、Unreal Engine 5の最新機能をフル活用したオープンワールド開発が行われていました。
特に印象的だったのは、World Partition機能で分割された数十GBのマップデータを、ほぼ待ち時間なく切り替えながら編集できていた点です。
この環境では、レベルデザイナーとプランナーが同じハードウェアスペックで作業することで、「自分の環境では動くが他の人の環境では重い」といった問題が発生せず、チーム全体の生産性が均一に保たれていました。
初期投資は1台あたり60万円を超えますが、AAA開発の規模と予算を考えれば、むしろ必要最低限の投資といえるでしょう。
| パーツ | 推奨構成 | 最高峰構成 |
|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 9 285K | Ryzen 9 9950X3D |
| GPU | GeForce RTX5090 | GeForce RTX5090 |
| メモリ | DDR5-5600 128GB | DDR5-6000 192GB |
| ストレージ | Gen.5 SSD 2TB + Gen.4 SSD 4TB×2 | Gen.5 SSD 4TB + Gen.4 SSD 8TB×2 |
| CPUクーラー | 360mm簡易水冷 | 420mm簡易水冷 |
| 電源 | 1200W 80PLUS Platinum | 1600W 80PLUS Titanium |
ゲームエンジン別の最適化ポイント


Unreal Engine 5での作業に特化した構成
エディタ起動時のメモリ消費が大きく、複雑なマテリアルやブループリントを扱う場合はCPUのシングルスレッド性能が重要になります。
そのためRyzen 7 9800X3DやRyzen 9 9950X3Dといった3D V-Cache搭載モデルが、Unreal Engine 5との相性において最高の選択肢となるのです。
グラフィックボードについては、RTX5070Ti以上を推奨します。
エディタビューポートでのプレビュー品質を最終出力に近づけることで、レベルデザインの精度が向上し、後工程での手戻りを減らせます。
Unity HDRPとURPでの性能差
一方、Universal Render Pipeline(URP)は軽量で幅広いプラットフォームに対応しており、ミドルスペックのPCでも快適に動作するのが特徴です。
HDRPを使用する場合は、Core Ultra 7 265KF以上のCPUとRTX5070以上のGPUが推奨され、メモリは64GB以上が安心です。
特にボリュメトリックライティングやスクリーンスペースリフレクションを多用する場合、GPU性能が不足するとエディタ内のプレビューフレームレートが大きく低下し、作業効率が悪化します。
URPであれば、Core Ultra 5 235FとRTX5060Tiの組み合わせでも充分に実用的な環境を構築できます。
その他のエンジンとツールチェーン
ただし、これらのエンジンでも3D機能を本格的に使用したり、大量のスプライトを扱う2Dゲームを開発する場合は、メモリ容量とストレージ速度が重要になってくるでしょう。
また、ゲームエンジン以外のツールチェーンも考慮する必要があります。
Photoshop、Blender、Substance Painterといったアセット制作ツールを同時起動する場合、メモリは最低でも32GB、できれば64GB以上が望ましい。
特にBlenderでのプレビューレンダリングはGPU性能に大きく依存するため、RTX5070Ti以上のグラフィックボードがあると作業効率が格段に向上します。
バージョン管理システムのPerforceやGitも、大容量ファイルの同期時にストレージの読み書き速度がボトルネックになりやすく、Gen.4 SSDの恩恵を強く感じる部分です。
BTOパソコンのカスタマイズ実践ガイド


ベースモデルの選び方と注意点
多くのBTOショップでは、ゲーミングPCやクリエイター向けPCというカテゴリーで製品が分類されていますが、ゲーム開発用途ではクリエイター向けモデルをベースにする方が、メモリやストレージの拡張性が高く設定されていることが多いのです。
ベースモデルを選ぶ際の最重要ポイントは、CPUとマザーボードの組み合わせになります。
一方、メモリやストレージは後から増設しやすいため、初期構成では最低限にして、必要に応じて自分で増設するという戦略も有効でしょう。
マザーボードについては、メモリスロット数とM.2スロット数を確認しておくことが重要です。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GD


| 【ZEFT Z55GD スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56Y


| 【ZEFT Z56Y スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 235 14コア/14スレッド 5.00GHz(ブースト)/3.40GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | INWIN A1 PRIME ピンク |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860I WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60HP


| 【ZEFT R60HP スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54H


| 【ZEFT Z54H スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060Ti (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
コストパフォーマンスを最大化するカスタマイズ術
BTOパソコンのカスタマイズで最もコストパフォーマンスが高いのは、メモリとストレージを標準構成から変更せず、後から自分で増設する方法です。
BTOショップでのメモリアップグレード料金は、市販品を自分で購入するより割高になることが多く、特に32GBから64GBへの増設では数万円の差が出ることもあります。
一方、CPUとグラフィックボードは自分で交換するのが面倒なため、BTO注文時に目的のモデルを選択しておく方が賢明です。
特にグラフィックボードは、後から上位モデルに交換すると電源容量も見直す必要が出てくるため、最初から適切な構成にしておくことをおすすめします。
CPUクーラーとケースのカスタマイズは、予算に余裕があれば検討する価値があります。
標準構成のCPUクーラーは最低限の冷却性能しかないことが多く、DEEPCOOL製やサイズ製の大型空冷クーラーに変更するだけで、動作温度が10度以上下がることも珍しくありません。
おすすめBTOショップと選定基準
ゲーム開発用途でBTOパソコンを購入する際は、カスタマイズの自由度が高く、パーツメーカーを選択できるショップを選ぶことが重要です。
メモリメーカーがMicron(Crucial)やGSkillから選べるか、SSDがWDやCrucialから選べるか、CPUクーラーがDEEPCOOLやNoctuaから選べるかといった点をチェックしましょう。
また、納期とサポート体制も重要な選定基準になります。
開発スケジュールが決まっている場合、注文から納品までの期間が短いショップを選ぶ必要がありますし、万が一のトラブル時に迅速なサポートが受けられるかも確認しておくべきです。
大手BTOショップであれば、電話やメールでの技術サポートが充実しており、初期不良時の対応もスムーズに進むことが多いでしょう。
価格面では、定期的にセールやキャンペーンを実施しているショップを狙うのも有効な戦略です。
特に新製品発表直後は旧モデルが値下げされることが多く、コストパフォーマンスに優れた構成を組めるチャンスになります。
ただし、ゲーム開発用途では最新世代のCPUとGPUを選ぶ方が、長期的な投資効率は高くなることを忘れてはいけません。
予算別の推奨構成とコストバランス


15万円以下のエントリー構成
予算15万円以下でゲーム開発用PCを組む場合、Core Ultra 5 235FとGeForce RTX5060の組み合わせが現実的な選択肢になります。
メモリは16GBでスタートし、後から32GBに増設する前提で構成を組むと、初期投資を抑えられるでしょう。
ストレージは1TBのGen.4 SSDを選択し、プロジェクトが増えてきたら外付けSSDで対応する方法もあります。
この価格帯では、CPUクーラーやケースにこだわる余裕はほとんどなく、標準構成のまま使用することになります。
それでも小規模インディー開発やUnityでの2Dゲーム制作には充分な性能を持っており、学生や個人開発者の最初の一台としては妥当な選択です。
あくまで入門用と割り切り、開発規模が拡大したら買い替えを検討する前提で選ぶべき構成といえます。
25万円前後のミドルレンジ構成
Ryzen 7 9700XまたはCore Ultra 7 265KFとGeForce RTX5070Tiの組み合わせで、メモリ32GB、ストレージ2TBという実用的な構成が実現できるのです。
この構成であれば、中規模スタジオでの開発にも対応でき、Unreal Engine 5の最新機能も快適に使用できます。
ケースについても、Fractal Designの木製パネルモデルやNZXTのピラーレスケースといった、デザイン性の高いモデルを選択できる価格帯です。
この価格帯が最もコストパフォーマンスに優れており、プロのゲームプランナーとして長期間使用できるスペックを確保できます。
予算に制約がある場合でも、無理をしてでもこのクラスの構成を選ぶ価値は充分にあるでしょう。
40万円以上のハイエンド構成
予算40万円以上になると、妥協のないハイエンド構成が可能になります。
Ryzen 9 9950X3DまたはCore Ultra 9 285KとGeForce RTX5090の組み合わせで、メモリ128GB、ストレージはGen.5 SSD 2TB + Gen.4 SSD 4TB×2という、AAA開発にも対応できる最高峰の環境を構築できるのです。
CPUクーラーは360mm簡易水冷を選択し、ケースはエアフローに優れたフルタワーモデルを選ぶことで、システム全体の安定性と静音性を両立できます。
この価格帯になると、BTOパソコンではなく自作PCも選択肢に入ってきますが、保証やサポートを考えるとBTOの方が安心感があります。
特に業務用途では、トラブル時のダウンタイムを最小限に抑えることが重要なため、信頼性の高いBTOショップで購入する方が賢明といえるでしょう。
| 予算 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ | 用途 |
|---|---|---|---|---|---|
| 15万円以下 | Core Ultra 5 235F | RTX5060 | 16GB | 1TB | 小規模インディー |
| 25万円前後 | Ryzen 7 9700X | RTX5070Ti | 32GB | 2TB | 中規模スタジオ |
| 40万円以上 | Ryzen 9 9950X3D | RTX5090 | 128GB | 2TB + 4TB×2 | 大規模AAA |
長期運用を見据えたアップグレード戦略


2年後を見据えた拡張性の確保
ゲーム開発用PCは、購入時点で完璧な構成を目指すのではなく、将来的なアップグレードを前提に構成を考えるべきです。
特にメモリとストレージは、プロジェクト規模の拡大に応じて増設する可能性が高いため、マザーボードの拡張スロットに余裕を持たせておくことが重要になります。
メモリは初期構成で32GBにしておき、必要に応じて64GBや128GBに増設できるよう、4スロット構成のマザーボードを選択しましょう。
ストレージについても、M.2スロットが3つ以上あるモデルを選んでおけば、システムドライブとプロジェクトドライブを分離し、さらにバックアップ用ドライブも内蔵できます。
グラフィックボードは2〜3年で世代交代が進むため、購入時点で最新世代を選んでおくことで、より長期間にわたって最新のゲームエンジン機能に対応できるでしょう。
RTX 50シリーズであれば、DLSS 4やReflex 2といった最新技術に対応しており、今後数年間は第一線で活躍できる性能を持っています。
パーツ交換のタイミングと優先順位
最も効果が高いのはメモリの増設で、16GBから32GB、32GBから64GBへの増設は、作業効率の大幅な向上に直結します。
次に効果が高いのはストレージの追加で、プロジェクト専用ドライブを増設することで、システムドライブの空き容量を気にせず作業できるようになるのです。
グラフィックボードの交換は、使用するゲームエンジンの要求スペックが上がったタイミングで検討すべきでしょう。
Unreal Engine 6やUnity 7といった次世代エンジンがリリースされた際に、現在のGPUでは性能不足を感じるようになったら交換のタイミングです。
CPUの交換は最も優先度が低く、よほど古い世代を使っていない限り、数年間は交換の必要性を感じないでしょう。
そのため、購入時点で余裕を持ったCPUを選んでおくことが、長期的なコスト削減につながるのです。
世代交代のサイクルと買い替え判断
PCパーツの世代交代サイクルは、CPUとGPUで約2年、メモリ規格で約5年、ストレージインターフェースで約3年というペースで進んでいます。
ゲーム開発用途では、これらの世代交代に合わせて段階的にアップグレードしていくことで、常に最新の開発環境を維持できるでしょう。
買い替えの判断基準は、使用するゲームエンジンの推奨スペックが現在のPCスペックを上回ったタイミングです。
例えばUnreal Engine 5の推奨スペックが「RTX5070Ti以上」となっているのに、自分のPCがRTX5060であれば、グラフィックボードの交換を検討すべきタイミングといえます。
ただし、開発するゲームのターゲットプラットフォームがコンシューマー機やモバイルの場合、必ずしも最新スペックが必要とは限りません。
むしろターゲットプラットフォームに近いスペックで動作確認する方が、最適化の観点から有益な場合もあるのです。
開発環境の最適化とパフォーマンスチューニング


OSとドライバーの設定で性能を引き出す
高性能なハードウェアを揃えても、OSやドライバーの設定が適切でなければ、本来の性能を発揮できません。
Windows 11のゲームモードを有効にし、バックグラウンドアプリの動作を制限することで、ゲームエンジンに割り当てられるリソースを最大化できます。
また、NVIDIAコントロールパネルやAMD Adrenalinソフトウェアで、3D設定を最適化することも重要です。
特にUnreal Engine 5を使用する場合、NVIDIAドライバーのStudio Driver版をインストールすることで、エディタの安定性が向上することが分かっています。
Game Ready Driver版は最新ゲームタイトルへの最適化が優先されますが、Studio Driver版はクリエイティブアプリケーションの安定動作を重視しており、長時間の開発作業に適しているのです。
メモリ設定については、BIOSでXMP(Extreme Memory Profile)を有効にすることで、DDR5メモリの定格速度を引き出せます。
ストレージ管理とプロジェクト配置の工夫
システムドライブ(Cドライブ)にはOSとアプリケーションのみをインストールし、プロジェクトファイルは別のドライブに配置することで、システムドライブの断片化を防ぎ、全体的なパフォーマンスを維持できるのです。
DDCの保存先はエディタ設定から変更できるため、最も高速なSSDに配置するよう設定しましょう。
特にPerforceのワークスペースは、大容量ファイルを頻繁に読み書きするため、Gen.4 SSD上に配置することで、チーム開発での作業効率が大幅に向上するのです。
冷却と静音性のバランス調整
高負荷時にファンが全開で回転すると騒音が気になり、集中力が削がれてしまいますよね。
一方で、静音性を重視しすぎて冷却が不足すると、サーマルスロットリングが発生し、性能が低下してしまいます。
CPUクーラーのファンカーブを調整し、通常作業時は低回転で静かに動作し、高負荷時のみ回転数を上げる設定にすることで、静音性と冷却性能を両立できます。
多くのマザーボードBIOSには、ファンカーブをカスタマイズする機能があり、温度に応じた細かい制御が可能です。
ケースファンについても、吸気と排気のバランスを調整することで、効率的なエアフローを実現できます。
一般的には、前面と底面から吸気し、背面と天面から排気する構成が効果的で、ケース内部に正圧を作ることでホコリの侵入も防げるでしょう。
定期的なメンテナンスでファンやヒートシンクのホコリを除去することも、長期的な性能維持には欠かせません。
よくある質問


ゲームプランナーにグラフィックボードは本当に必要ですか
ゲームプランナーであっても、現代のゲーム開発ではグラフィックボードは必須です。
UnityやUnreal Engineといったゲームエンジンは、エディタのビューポート表示にGPUを使用しており、統合GPUでは快適な作業ができません。
特にUnreal Engine 5のNaniteやLumenといった最新機能は、専用グラフィックボードなしでは実用的な速度で動作しないため、最低でもRTX5060クラスのGPUが必要になります。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48533 | 101751 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 32047 | 77933 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 30055 | 66640 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29978 | 73293 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 27075 | 68805 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26420 | 60131 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21879 | 56698 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19855 | 50392 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16507 | 39301 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15942 | 38131 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15805 | 37909 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14592 | 34857 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13699 | 30804 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13160 | 32303 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10787 | 31685 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10617 | 28534 | 115W | 公式 | 価格 |
メモリは16GBで足りますか、それとも32GB必要ですか
開発規模によって異なりますが、現代のゲーム開発では32GBが標準と考えるべきです。
Unreal Engine 5やUnity HDRPは、エディタだけで8〜16GBのメモリを消費することがあり、同時にブラウザやコミュニケーションツールを開くと16GBでは不足します。
特に中規模以上の開発では、64GB以上を推奨します。
CPUはIntelとAMDどちらを選ぶべきですか
どちらも優れた選択肢ですが、用途によって最適なモデルが異なります。
Unreal Engine 5のエディタ操作を重視するなら、3D V-Cache搭載のRyzen 7 9800X3DやRyzen 9 9950X3Dが最適です。
予算とのバランスを考えると、Ryzen 7 9700XやCore Ultra 7 265KFがコストパフォーマンスに優れた選択肢でしょう。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42923 | 2462 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42678 | 2266 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41712 | 2257 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 41007 | 2355 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38483 | 2075 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38407 | 2046 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37176 | 2353 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37176 | 2353 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35552 | 2194 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35411 | 2232 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33667 | 2205 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32811 | 2235 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32445 | 2099 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32334 | 2190 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29174 | 2037 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28462 | 2153 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28462 | 2153 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25380 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25380 | 2172 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 23022 | 2209 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 23010 | 2089 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20797 | 1857 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19452 | 1935 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17682 | 1814 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 16001 | 1776 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15246 | 1979 | 公式 | 価格 |
BTOパソコンと自作PCどちらがおすすめですか
保証やサポートが充実しており、トラブル時のダウンタイムを最小限に抑えられるからです。
開発に集中したいなら、信頼性の高いBTOショップで購入する方が賢明でしょう。
ストレージはGen.5 SSDを選ぶべきですか
予算に余裕があればGen.5 SSDをシステムドライブに採用する価値はありますが、コストパフォーマンスを考えるとGen.4 SSDで充分です。
Gen.5 SSDは読み込み速度が14,000MB/s超に達しますが、発熱が非常に高く、大型ヒートシンクやアクティブ冷却が必要になります。
現時点ではGen.4 SSDの方が価格と性能のバランスが良く、実用上の体感差も小さいため、Gen.4を推奨します。
ノートPCでゲーム開発は可能ですか
可能ですが、デスクトップPCと比べて性能面で妥協が必要になります。
ハイエンドゲーミングノートであれば、RTX5070クラスのGPUを搭載したモデルもありますが、冷却性能の制約から持続的な高負荷作業では性能が低下する可能性があります。
また、メモリやストレージの拡張性もデスクトップに劣るため、長期的な運用を考えるとデスクトップPCの方が適しているでしょう。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |

